躯体再利用

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構造のT先生との打ち合わせを終え、ちょうど帰り道にある「Ta邸」をのぞいてみました。
店舗デザインのAさん監修の住宅ですが、建築の方をイッチョカミさせてもらっています。

つい先日、棟が上がったとのことで、既存と新設の取り合いなどちょっと拝見・・・

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既存の使えそうな材はそのまま利用し、仕口の加工を施したうえ新しい木材と組まれています。
少し黒ずんだ色をした柱、梁が既存の古い材ですね。
屋根は今回すべて新規に作られています。

古い材木は乾燥が進んでるせいかかなり堅くなってるようです。
仕口の加工は新規の材に施して既存はできるだけ切り欠きを避けています。
また、断面欠損の見られる所はしっかりと補強もされています。

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リビングは新規に現しの梁が3本飛びます。
スギの集成ですが、2間半とんでいるので尺ニ寸くらいはありそうです。
受ける桁もけっこう太くなったようです。

既存の材木を利用するにも、いろいろな架構的制約からプランニングにも制限が出てきますが
今回の場合は比較的うまくいっているようです。
建設費的には、新築よりもお得感がある既存改修ですが、
開けてみないとわからない分、実はかなり大変な計画なんです。

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