今回のもうひとつのこだわりがホイールです。
パッと見の前後の印象を変えたかったんで、
黒とシルバーで対比させてみました。
前輪の黒い方は一見タイヤが太く見えるんですが、
実は「リム」という部品をタイヤの内側に取り付けています。
実際はタイヤ幅1.125インチなので
「BRUNO」よりも1cm以上も細いんです。
で、黒づくめの正体はというと、
「H PLUS SON」のハイトの高いリムに、
ブラックスポークといった構成。
そのスポークの組み方は
「ラジアル組」というクロスさせない方法を採用。(↓)
「これ、かっこいいですよ」
UNPEUさんの一言で採用決定。
ということで、前輪はすべて黒で統一となりました。
さて、いったいこのリムの装着には、どんな意味があるんでしょうか?
外周に重心があるモノをつけて慣性モーメントを高めるのであれば、
駆動輪の後輪にリムを取り付けるのがよさそうなんですが、
実はもうひとつこの「リム」には重要な役割があったようで・・・
「アスペクト比が3に近ければ空気抵抗が最小になる」
実は今回採用の『エアロリム』にはもうひとつの重要な役割
「空気抵抗の軽減」
というのがあったんです。
この理屈で言えば、「風を切る走り」のためには
前輪にリムを装着するのは理にかなっています。
「後ろか前か・・・」
さんざん悩んだ挙句、「アスペクト比」を優先して
前輪を黒ずくめにすることに決定しました。
と言いながらも、街乗りチャリには風を切る必要はないので、
実際の走りは
『安全第一』
でいきたいと思います。
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