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下見板貼

今となっては工業製品で作られることが多くなった日本の建物ですが、、古くから伝えられてきた日本の伝統的な家屋は木の板を外壁として多用してきました。使い方を間違えなければそれだけ「木」というのは丈夫で長持ちする材料なんですよね・・・
公園の遊具なんかでも良く使われている、腐りにくくムシがつきにくい樹種「レッドシダー」です。外材ですが、なかなかのおもしろい色と木目です。これにさらに防蟻処理を施して使う予定です。
下見板貼りなので、断面はこんな感じで細長い三角形になってます。実(さね)はきってないので上からの重ね貼りになります。
入ってきた材料が長さにばらつきがあったので、2種類の長さにカットしてもらい、乱張りにしてもらいました。少し手間がかかりましたが、仕上がりはこんな感じでなかなかのものでした。色と木目のばらつきも乱張りにすることでかえってイイ感じに仕上がりますね。
コーナー部はトメの突合せ納めです。板のシルエットがイナズマ状になって、とっても面白い表情になりました。これだともっと主張できるような部分で使った方が良かったのかもしれませんね・・・