ガスコンロには気をつけて

ガスコンロの場合は内装制限がリビングにまで及んでしまうことは、以前コチラで紹介しましたが・・・

コンロまわりを「特定不燃材料」にすれば難を逃れるわけですが、それ以外のある一定の範囲にも内装材の制限がかかります。独立行政法人建築研究所監修の「住宅の内装防火設計マニュアル」によると・・・

（ⅰ）内装下地不燃 内装：特定不燃材料/下地・間柱：特定不燃材料 （ⅱ）内装のみ特別仕様の不燃材料 内装：12.5ｍｍのせっこうボード等/下地・間柱：規制なし ※特別仕様の不燃材料とはこんろから発せられる火熱による熱伝達を防止するための材料であり、具体的には ・12.5ｍｍ以上のせっこうボード ・5.6ｍｍ以上の繊維混入ケイ酸カルシウム板又は繊維強化セメント板重ね張り ・12ｍｍ以上のモルタル

ちょうどタイルを貼る部分がその範囲に該当していたので、水に強いシージングせっこうボード12.5ｍｍを使う予定だったのが、これは特別仕様の材料にあたらないということではねられた結果、このようにケイカル板の2枚張りになったわけです。シージングも不燃はとれているのですが、何かが違うんでしょうかね・・・

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