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基礎ガ~イチバンダイジ~

 
基礎工事が始まりました。8mの改良杭です。一口に杭といっても、いろんな工法がありまして・・・既製のコンクリート杭をねじ込んでいくものや、現地で穴を掘ってコンクリートを流し込むもの、コンクリートではなく鉄鋼でできた管を使うものなど、種類や工法もさまざまです。建物の構造や地盤の具合、施工条件やコストなどを十分に検討したうえでどの工法でいくかを決めていきます。 地盤に関しては、事前にボーリング調査を行いますが、ここで重要なポイント・・・地盤調査の会社は、杭工事を行わない純粋な調査会社に依頼するのがベターです。一度調査結果に疑問が生じたら、残念ながら、最後まで不信感は拭えません・・・

 

改良杭工法とは・・・正確には、地盤改良の柱状杭工法のことで、土の中をぐりぐりとセメント固化剤を混ぜながら掘っていき、地中に柱状の固まりを作る工法のことです。残土が出るのがネックですが、小規模のRCやS造には比較的安価で施工できます。打設機の先端には扇風機のハネのようなモノがついていて(↑)、これが土とセメントを攪拌させながら掘り進んでいきます。セメントはこのハネの付け根のところから注入されるようです。 このぐりぐりを何度か繰り返し、地中の支持層に到達すればようやく1本の施工が完了ということになります。強度がでるまで、おおよそ一週間程度。今回はだいたい一日10本程度ということなので、おおよそ一週間で杭工事は完了の予定です。