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巾木2種

巾木ってほんとに必要なんですか・・・?
そんな話をよく耳にします。枠取られる感じで付けたくないのもわかりますが、少なくとも壁を守るっていう最小限の機能が備わっているので、そう簡単にはは ずせません。やさしいルンバならいざしらず、気性の激しい人の掃除機からは完全に守ってくれるのですから。しかし一方では床と壁のスキマを隠すという聞き 捨てならない理由も確かにあります。(埋めるという表現の方が正しいかもしれませんが)
今回はそんな慣例に一石を投じるため(おおげさ~)「入り巾木」を採用し、巾木の先付けを敢行しました。ひとつは壁と面がそろう巾木、そしてもうひとつは完全に面落ちする入り巾木です。 そんな理由もあって、普通ではみられない変則的な足元の納まりになっています。アルミのアングルでまず巾木の高さを確定し、その上にボードを貼っていってます。乗せてるような状態です。アングルはそのまま残るので、ボード厚12.5+クロス貼の場合は14mm(ないしは13mm)がベストのようです。 普段と違った納まりをすると、職人さん方も真剣に考えてくれるので、とてもやりがいがありますね。仕上がりはいったいどんな感じになるんでしょうか、楽しみです。