通気垂木｜二世帯の住まい

屋根の断熱層は天井面でとったり屋根面でとったりしますが、 今回採用の「垂木の表し構造」の場合は、屋根の部分でとることになります。 写真右側の木に挟まれている白い板部分がウレタンの断熱材です。 断熱層の外側には通気層が必要となるので、 実際は垂木が二重になり、この垂木のことを 「通気垂木」 と呼んでいます。 反対側の軒先を下から見てみると 通気垂木の先が見えています。 図面で見るとオレンジの部分が断熱層でその上の部分が通気層となります。 今回は片流れの屋根なので、軒から棟へ一方向の通気を想定し それぞれの先端に図のように（↓）通気口を設ける構造となります。 棟の先端を上から覗いて見てみました。 ↓↓↓↓↓ 断熱材の上にはこんな感じの 穴があいたような状態の通気層が ズラッと並ぶわけです。

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