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#木造準耐火の家M #住宅 #現場ギャラリー

色を演出する光

現場のみなさんのご尽力でなんとか住居部分だけはほぼ完成。 そして、今日の午前中に引越しは無事完了しました。 荷物の出し入れを横目に、平行して外構の塀工事が進んでいます。 今日からはこちらに居住となるので、なんとしても塀だけは設置完了といきたいところ。 引越しがひと段落すると、午後から残工事に入りました。 こちら(↓)は、ようやく届いたペンダント照明。 食卓上のライティングダクトに取り付けられました。 木製のカバーに裸電球・・・ ナチュラルテイストで可愛らしい器具です。 裸電球といっても白熱灯ではなく、透明カバーの「裸電球風」LEDです。 2011グッドデザイン大賞候補だったというこのランプ、 フィラメントに似せた内部の形状や基盤を通過して全方向に光を拡散させるなど 開発者のこだわりを感じるランプです。 電球色タイプで4.4W、少し照度に不安を感じますがそこは個数でカバー。 演色性にも優れているということで、食卓ランプに採用してみました。 ところが、今回のこの器具とは相性が少し悪かったようで 取り付けてみると、口金付近の白いカバーが丸見え・・・ 点灯中はそれほど気になりませんが、消えているときは少し目立ちますね。 う~ん、ザンネン。 「演色性」(物の色を自然光で見た状態に近い色で表現しうる性能) LEDはこれまで「顔が青白く見える」など苦手分野だったのが 最近ではこちらも技術革新が進んで「高演色タイプ」といった商品も出てきてるようです。 同じ「白色LED」でも青色光に黄色光を加えた従来の擬似白色は演色性が低く、 赤色や緑色を加えたものは、自然光のスペクトルに近いため演色性が高いとのこと。 指標としてはRa値で表され、数値が100に近いと「演色性がいい」ということなんですが 一般的にこの数値は記載されてないようなので、いまのところは 「高演色タイプ」の表示頼りしかなさそうですね。 雰囲気がよかったので、 同じペンダントを階段照明にも使ってみました。
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