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#お茶室 #現場ギャラリー

お茶室#1・・・調達

茶室の床柱を選ぶため、箱崎の『九銘協』さんに行ってきました。
「人為的な絞り丸太」ってこんなして作るんですね、初めて見ました。成長期にこのような(↑)細工をしてあげると、見事に絞られた杉の丸太ができるそうです。ちょうど伐採したての『一番絞り』が入っていたので見せていただきました。今回の床の間は茶室ということもあり、絞りは絞りでもより自然な趣のある『天然』の絞り丸太を「お買い上げ」してきました。凸よりも凹に絞られているような希少価値のもので、クライアントもナットクものでした。
この銘木店は床の間や水屋が実際に設置されたショールームも併設されていて、選ぶ側にはとてもわかりやすく大好評でした。確かに材木だけをみてもなかなか素人にはわかりにくいので、いろんな材料が取り付けられた実物があるのは大変助かりました。その片隅に一風変わったペンダント照明があったので、ちょっとご紹介。木目が透けて映し出されているセード・・・コレ、もちろん天然木です。照明用に裏側を加工した突き板の一枚一枚を編むように組み合わせられています。見切りもなくとても繊細で、店舗照明なんかにもいいかもしれませんね。ちなみにこの照明、大川の方で製作されているとのこと。スタンドタイプのもあるようです。