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#お茶室 #現場ギャラリー

お茶室#13・・・石垣張

床の間の対角線側に「茶道口」と「躙口」があります。 躙口は普段の出入りもあるので、少し<一般仕様>になっていますが お茶会においても特に問題は無いようです。 そして、横の障子の方が「茶道口」 障子の向こうには水屋が設置してあります。 障子の向こう側は窓があり、 お庭からいつも明るい自然光が入ってきます。 外側から照らされる障子に何かおもしろい仕掛けができないか・・・ ということで今回採用したのが、 『石垣張り』 中桟の割りとリャンコに和紙を1枚ずつ貼っていくと ちょうど和紙の貼り合わせ(のりしろ)部分と桟が きれいな格子をかたどります。 光が差し込むとのりしろ部分が浮き出て とてもきれいです。 「透かし」だけをきれいにみせるため、 和紙は模様のないプレーンなものを使っています。
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