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『DOMINGO』 CAETANO VELOSO & GAL COSTA 1967 「コレってトロピカリアくくりでいいの?」 ってくらい、しょっぱなからけだるさや悲壮感が満載のアルバムですが、このご両人は、トロピカリアムーブメントには欠かせない人物なんですね・・・ とあるブログではこのアルバムをこう評していました。『よく「ボサノヴァの名盤」の一つに挙げられるのですが、聴いてみるとボサノヴァの特徴であるバチーダというギター奏法が使われていない曲が結構あることに気づきます。』 とすれば、このアルバムではやはりボサノバからの脱却が少なからず始まっていたと言えそうですね。 ちなみに、バチーダとは・・・ 「親指で一定のテンポを刻み、他の指でシンコペーションを刻む独特の奏法」 よくよく聞き返してみると、確かに全体的にはボサノバ感が漂ってますが、バチーダはあまり見当たらないかも・・・