さてさて、先週明らかになった、このプロジェクトの行く末を左右するほどの重大な問題・・・・
「カーテンをとるか、実をとるか?」
これは、もともとのスタートのきっかけを振り返ってみると、なにも迷うことはなくとてもシンプルに結論がでました。それは、この企画としては、真夏のあっついあっつい西日対策で始まった企画であって、「手作りにがうりを食べようのコーナー」ではもちろんないので、これは、もう自然の成り行きにまかせて、にがうり君たちの成長をあたたかく見守っていくしかないっちゃない?ということになりました。ということで、なにも気にすることなくどんどんと手足を巻きつけながら育っていってください。そして、りっぱなカーテンになっていただきましょう。(でもね、少しは気を使ってひとつくらいは実をつけてね。)
自分たちの進む方向がはっきりとしたにがうり君たちは、気兼ねすることなくなかなか順調に育っております。あれ以来、花を咲かすことがないので色々と注意深く観察をしてみると、つぼみらしきものを発見!主幹から枝分かれして細い茎をめいいっぱい伸ばした先にまぁるい楕円の形をしています。しかも、かなりの数です。これで、
明日は黄色い花が満開か?
・・・・と期待をかけすぎたのが良くなかったのか、次の日花を咲かしたのはまったく別のところに一輪、しかも、葉っぱに押しつぶされて申し訳なさそうに花びらを開いていました。すると、昨日のつぼみのようなものはなんだったんでしょうか?また、一瞬で花を落としてしまったのか??よく見ると、これは若い葉っぱの芽吹くまえの「葉っぱのつぼみ」のようなものでした。いたるところにあったので、期待してしまいましたが、その分、葉っぱの数が増え、緑が一段と多くなったような気がします。
一方、異種混合カーテン<KKN>の方は、とても仲良さげにお互いの葉っぱを交差させ、深い緑と明るい黄緑、大きな葉っぱと小さな葉っぱ、それぞれを絶妙な感覚でこのカーテンを織り上げていってるようです。まるで自分たちの意思で絡み合っているような、まさに K&Nのコラボレーション です。
その仲の良さを裏付けるような驚きの光景を発見しました。見つけた自分もスゴイかもですが、こんなんアリ?っていう感じです。とりあえずはこの写真を見てください。ちょっとわかりづらいかもしれませんが、途中で茎が折れ曲がって(写真右端)ヘナっと倒れ掛かっているにがうり君を、なんときゅうりさんがその太いツルで見事に持ち上げ(写真中央から左)、救助している光景です。にがうり君も必死にきゅうりさんにしがみついています。ほんと「何コレ??」という光景でした。
『こんにゃくいものコーナー』
これからどんな恐ろしいことが起こるのだろうかと、怖いものみたさで胸を膨らましているファンのみなさまにお送りする「こんにゃくいものコーナー」の時間がやってまいりました。
とりあえず、見てくださいこの姿を。昨日までまだ折りたたんでしぼんでいた葉っぱが、朝日を浴びて気だるく背伸びをしているかのように、そのしぼんでいた葉っぱを一枚一枚広げ始めました。ねじれをほどくようにゆっくりと広げていっています。やっぱり、さなぎから羽化した昆虫が時間をかけてハネをのばしている光景が浮かんできてしまいます。
ところで、 一本の茎にこれだけの葉っぱが編みこまれていたのですから、この葉っぱに守られたその中心部分にはいったいなにがあるのでしょうか?どんな気持ちの悪いものが隠されているのでしょうか?・・次回こうご期待!