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がんばれ日本⑩
大阪府の橋下徹知事は26日の関西広域連合委員会で、太陽光発電の拡大をはかるため、住宅やマンションを建てる際に太陽光発電パネルの設置を義務付ける構想を明らかにした。
設置費用について橋下知事は「社会の中でグルグル回すような形にすべき」と述べ、電力を買い取ってもらった収入で、設置費用を回収してもらうアイデアを示した。マンションは戸数に応じた「負担金」の支払いを求め、その資金を既存住宅のパネル設置の助成にあてる計画を披露した。
橋下知事が示した試算では、関西広域連合加盟府県内の新築住宅とマンションは年間計約8万戸。1戸あたり、発電量4キロワットのパネル設置を義務付ければ、年間の発電量は原子炉0・05基分に相当するという
橋下知事は記者団に「義務なので慎重に考えます」と語ったが、「今の時代の流れから、住宅購入者に負担をお願いしても、ある程度認めていただけるんじゃないか」と述べ、府民の意向調査を検討していることを明らかにした。
先日もパネルを設置した方から「今月は電気売って黒字になりましたよ~」なんて聞きましたが、儲かった人がいれば当然損した人がいるわけで、まさかこのまま設置していないでいると、どんどん損していくんでしょうか?急に不安になったりしますが、今後は売電価格の変動もあるだろうし、まだまだ価格自体も庶民価格でもないようですしね。
ちなみに、大まかですが、現在のパネルの価格は、1kwあたり約65万円くらいなので、一般的に3kw分設置だと約200万円程度、補助が20万程度で実質180万円くらいかかりそう。さらに、今年度の売電価格はというと、48円から42円に下がったようです(出力10kW未満の住宅用の1kWh当たり)。申し込み時の価格は10年間適用されるようですが、元をとるのはよっぽどでない限り10年以上はかかってしまいそうなので、メンテナンス等も考えると、ちょっとしばらくは「ヨウスミ」といったところでしょうか・・・。