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#室設計 #設計

がんばれ日本⑤

「東日本大震災の被災地で仮設住宅の建設用地不足が問題になっているが、震災直後から現地で支援活動を続けている建築家の坂茂(ばん・しげる)さん(53)が、コンテナを利用した3階建ての仮設住宅の建設を提案している。」 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110426/dst11042600280000-n1.htm 「コンテナを互い違いに重ねて、コンテナ部分を寝室に、隙間の部分を居住空間にする。この1セットで面積は平均的な仮設住宅と同じ約30平方メートルになる。強度的には3階建てまで可能です。仮設住宅として建てますが、恒久的なアパートにもなりうるものを考えています」 ・・・これは「The Nomadic Museum(ノマディックミュージアム)」のお台場バージョンですが、もしかしてこのに中に、人を住まわせようってことなんでしょうか?すごい発想ですね。ちょっと怖そうな感じもしますが・・・。ま、「紙の建築」に続き震災復興に対する建築家の試みとしては、使命感にかられたおもいきった提案で、敬服します。 たしか、このコンテナ建築のコンセプトは現地でコンテナを調達しその場所に仮設的に組み立てていく・・・といったように記憶してますが、今回の被災地ではこのコンテナ自体、あの巨大津波で流されることはなかったんでしょうか、そっちの方が気になってしまいます。