#浅川寺院プロジェクト
#寺院
#現場ギャラリー
杉板本実型枠コンクリート
□採用過程
エントランスアプローチの横に立つ高さ2.4mのコンクリートの壁。打ち放し素地に、寺院建築らしさを表現する杉板型枠を採用。目線下の位置に館名サインを配置。 実は既設の如来像(高さ2.4m)が壁の前に移設される予定。像の背景になる壁です。
□施工検討
杉板型枠の表現方法として2種類の型枠を準備。「浮造り」という板材の木目をしっかり出すため表面を削ったものと加工なしの自然の木目を表現したそのままの杉板を使ったもの。比較してみると、浮造りの方は木目が強調されすぎた感じだったため不採用となった。
□仕上がり
表面の自然な木目があまり主張しすぎずいい状態の仕上がりになった。耐候性を高めるための保護塗料も浸透性を採用したので自然な仕上がりとなった。館名サイン部分は黒い樹脂塗装。ちなみに端部の覗き穴には機能性はまったく無い。