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コンクリート階段+無垢踏み板
□採用過程
階段は音や振動を考慮し、躯体はコンクリート造とし、踏み板は30mm厚のウォールナット無垢材。 蹴上やケラバ側面はコンクリート素地(打ち放し仕上げモルタル)
□施工検討
踏み板は根太+合板下地、蹴上はモルタル。それぞれ仕上げしろを含んだ寸法のコンクリート躯体。 モルタルの剥がれクラック対策で蹴上の上部に均等に釘打ちし剥離防止を図った。 仕上げはコンクリート打ち放し補修。
□施工検討
無垢材の固定はノンスリップの溝を利用し合板に隠し釘留め。 ノンスリップは8mm角ステンレス鋼ダブルを無垢材に溝を掘り埋め込んだ。1mm突起のすべり止め。 ステン鋼の表面すべり止めエッチング加工は今回せず。
□仕上げ
躯体がコンクリートなので振動や揺れの影響が少ないため、ささら巾木なし納めとしやぼったいささらの縁取り感を排除。 また踏み板を無垢材とすることで靴の反響音の軽減に繋がり機能性も発揮できた。