
ケイ・エム・ピー
もともとは多の津にあった施設の移転計画で福岡東環状線沿いに立つ物流の拠点施設です。福岡空港はもちろん都市高速のインターや九州自動車道にもつながる幹線道路に面しているので立地としては輸送業にはとても適した場所です。
日本の物流産業は年々大きくなっています。テレビ通販等で一気に大量発注がくるとその商品の封入封緘、発送作業を順次に行う物流加工の施設です。発送サービス業務は自動で機械が行うシステムで、この建物の広い空間の中ですごいマシンたちが昼夜問わず動いています。かといってそれを制御する人間は必要、働き方改革を積極的に進めている企業でもあるので、その職員たちのいこいの場、休憩室にたくさんの要望がありました。職員たちの休憩の仕方のアンケートをとりその結果、厨房スペースを中心にテーブル席やカウンター席、小上がりタタミの間や2段ベッドなどさまざまな仕組みが設けられました。インテリアはス◯バ風やマッ◯風、はたまたな◯つ星風などいろいろと要望がありましたが、結局は木を使った落ち着いた色合いのしぶい空間になりました。喜んでいただけてるでしょうか。