設計監理料の目安

算出法は大きく2つに分類されます。

建築士法25条に規定される「平成21年国土交通省告示第15号」による人工計算と、もうひとつは建築工事費に独自の率をかけて計算される料率表を用いた方法です。

建物の規模や構造、複雑さは建築工事費に反映されているので、当社ではより実勢の価格に近づけるため、他事務所でも一般的な料率表により算定しています。また「目安」とさせてもらっているのは、料率表にある数値はあくまでも設計料算定の基準値であり、条件によっては多少変わることがあります。実際は契約の前に見積書を提出させていただき、そこからご予算に合わせてのご相談に応じています。また、支払い時期に関しても、通常3分割としていますが、融資の関係上難しい場合等はご相談ください。

設計・監理料料率表(平成23年度改定)の一部抜粋

1設計・監理料 料率表(%)



工事費 ~1000万 ~1500万 ~2000万 ~3000万 ~4000万 ~5000万 ~6000万
1種
2種
3種
4種A 12.00 11.00 10.00 9.50 9.00 8.88 8.70
4種B 10.20 9.35 8.50 8.08 7.65 7.55 7.62


種別
1種 工場・車庫・倉庫等の簡易なもの
2種 1種の複雑なもの、事務所、共同住宅、体育館、学校、庁舎など
3種 銀行、美術館、図書館、劇場、ホテル、病院、診療所など
4種A 個人住宅、別荘、店舗併用住宅など
4種B 木造住宅(4号建築物かつ手間寡少な物件)
備考 ・確認申請手数料は別途・構造計算料は別途(4種B以外)

2設計監理料の支払い時期の目安



回数 割合 時期
1回目 30% ・設計契約後1週間以内
2回目 40% ・確認済証発行後1週間以内または実施設計完了後1週間以内
3回目 30% ・工事完了引渡し後1週間以内


当社で採用する料率表による算定の一例

  • 当社で採用する料率表による算定の一例(根拠となる人工計算)と告示15号による建物用途・規模別の人工計算による設計・監理料の業務報酬の比較(参考資料)

1当事務所の人工計算による場合

  • 条件:木造2階建て戸建住宅、構造計算不要、延床面積150㎡
  • 人工計=基本設計(20)+実施設計(26)+現場監理(24)=70(人工)
  • 人件費単価=38900(円/日)(H23年度設計業務委託等技術者単価による)
  • 業務報酬計=70×38,900=2,723,000(円)

2告示15号による場合

  • 条件:木造2階建て戸建住宅、構造計算不要、延床面積150㎡、簡略化のため経費は0とする
  • 業務報酬=(標準業務+追加業務)×人件費単価+特別経+直接経+間接経+技術料等経+消費税
    =(1,054+0)×2,837+149,510=3,139,708(円)
    ※標準業務量、人件費単価は下表による

3標準業務量 第14号 戸建住宅(構造計算が不要のもの)



床面積の合計(㎡) 100 150 200 300
設計 総合 350 490 610 850
構造 81 97 110 130
設備 110 130 140 150
工事監理 総合 180 240 290 390
構造 30 48 66 100
設備 38 49 59 77
合計(時間) 789 1054 1275 1697

4国土交通省発表 H23年度設計業務委託等技術者単価



技術者の職種 基準日額(円) 基準時額(円)
主任技術者 56600 7075
理事・技師長 51800 6475
主任技師 45300 5662
技師(A) 38900 4862
技師(B) 31600 3950
技師(C) 26200 3275
技術員 22700 2837

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